「じぶん課題管理表」を作成しよう

こちらビジネスではなく、メンタルヘルスの記事になります。

メンタルの回復

記憶は定かではありませんが、中学校1年生あたりから、抑うつの状態が続いています。

10年、20年と辛い状態と対峙しながら、奇跡的に大学を出たり就職をしたりして、命からがら何とか生きています。

沖縄に来て約1年が経過しました。コロナウィルスの流行から、仕事もテレワークになりました。

大変な世の中ではありますが、私のメンタルヘルスが回復しているという実感があります。

この1年は、外で遊んだり飲み歩いたりすることが全くありませんでした。娯楽はスマートフォンとパソコンで済ませて、毎日ウォーキングするように心がけました。仕事以外で人に会って話すのは月に1度の通院か、たまに実家に帰ったりする時で、苦手な人とは適度な距離を取ることができました。

また、テレワークが始まって、休憩時間に湯船につかったり、ファスティング(プチ断食)で体調を整えるようにしています。

このような、孤独ではありましたが、ストレスを溜めないよう心掛ける生活を1年続けてみた結果、ある程度メンタルが整った感じがします。

そこで、メンタルの問題が、昔と比べてどのくらい変化したのかをまとめたいと考えました。

ビジネスでは、プロジェクトの管理で「課題管理表」というもの作成します。これを自分の課題に対して当てはめてみました。

本来なら、対策や期限などを書き込むのですが、こころの問題は一筋縄ではいかないので、現状把握ができる程度にざっくりまとめてみました。

じぶん課題管理表

以下が作成した表です。課題をざっと書き出し、カテゴリに分けました。課題は主に「依存」「行動」「情緒」のカテゴリに分類できると思いました。

また、これらの課題を「20代前半」「30才まで」「現在」で比較してどのように変化したのかをまとめました。

まだまだ生き辛さはあるものの、若い頃と比べて課題を克服しつつあるように思います。

実感としては、疲れやすかったり常に眠いのが昔に比べればマシになったと思える程度です。背負っている重荷が少しは軽くなったと思いますが、多幸感や楽しい気分に浸る余裕はまだありません。

ただ、実際に表として書き出すことで、少しづつ回復傾向にあることがわかったので、この調子で生活を改善していきたいと思います。

回復した要因の考察

独りになる時間を多く取って、以下の点に留意して過ごしました。

  1.  刺激を減らす(光や音、食べ物の刺激を減らす)
  2.  ストレスを減らす(疲れることはやらない)
  3. 生活習慣を整える(食事・睡眠・運動)

3の「生活習慣の整え方」として具体的には以下の点を心掛けました。

  •  食事の面で、野菜を食べるようにする。お酒は飲まない。
  •  睡眠の面で、夜更かしせずに、決まった時間に起きるようにする。
  •  運動の面で、毎日6000歩の散歩を心掛ける

また、心療内科に通院して、処方された薬を毎日飲んでいます。

1年前は、眠れないときに睡眠導入剤を使用していましたが、最近は寝付けるようになってきたので処方されていません。その他の薬の量も徐々に減らしていけたらと思います。

課題表を作成してみて

メンタルの回復には時間がかかるようです。数年単位の時間をかけながら、少しづつ回復させていこうと思っています。

また、解決できない問題にはある程度時間を置くことも必要だと思います。

特に、若い頃はホルモンバランスの影響から情緒不安定になりがちですので、メンタルの不調が年を取るごとに回復に向かうこともあると考えられます。若い頃の時間はかけがえのないものかもしれませんが、今となっては「まあしょがないよね」といった気持ちです。

心理的にハードな問題でも、ゲームやパズルだと思って取り組む(ゲーミフィケーション)と、多少辛さが薄れることがあります。

うつのどん底にいるときはそんなことを考える余裕もありませんので、少し気力が回復したころに、ざっと課題を書き出してみると良いかもしれません。自分を客観視して、戦略を立てることが出来るかもしれません。

10代の頃はメモ帳に「何月何日 だるい。死にたい。15時間寝た。」などと書き殴っていたので、昔から似たようなことはしていたのだなと思いました。

「じぶん課題管理表」を作成してみて、具体的にどうしようといったことは思いつきませんでしたが、ストレスを溜めないように生活を改善する方向でやっていけば希望があるかもしれないと思いました。

もう少し日々の生活に楽しみを増やして、いつも眠いのが改善されたらハッピーになれるかもしれません。

せっかく作成したので、お医者さんに見せるとどうなるだろうか。気持ち悪がられるかな。。。

以上です。

タイトルとURLをコピーしました